| 2025年11月24日(月) 恩田川 晩秋 | ||
| 秋も深まり、冬も間近に迫りつつあるが、またとない小春日和の陽射しにいざなわれて散歩に出る。 数メートルも掘削しされ、コンクリートで固められた恩田川の河岸の遊歩道には、一年中、散歩を愉しむ人の姿が絶えることがなく、本日はランニングで傍らを駆け抜けていくランナーがスピードを競うように行き交っている。そんな河岸には、誰が植えたでもない草花が秋の心地よい陽射しの中に実や花を付けている。 赤く小さな実をつけたナンテンを見ると、難を転ずるとの願いを込めて材料の一つとされる正月飾りが自然と思い浮かび、あと1ケ月余りで新しい年を迎えるのかと高齢者にとって加速的に速くなる時の流れを感ぜざるを得ない。 黄色に瑞々しく輝くゆずの実を目にして一つぐらい落ちていないかと周りを探るが、残念ながら成果なし。ゆずはナンテンよりも出番が早く、無病息災を祈念して12月の冬至のゆず湯になくてはならない縁起物である。自然界はすっかり年末と新年に備えているようだ。 |
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ナンテン |
ゆず |
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晩秋の弱い陽射しを受けて、恩田川の護岸に沿って白い穂となったススキの一群が存在感を示している。そして、晩秋の青空の中にタチアオイかと思い、レンズを向けると、外来種のキダチダリアがピンクの花を咲かせている。いずれも秋の初めに出番を迎えるはずであるが、物寂しげな印象を与えるススキと、乙女の真心の花言葉を持つキダチダリアの可憐な花が対照的な対をなして咲いている。 |
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| ススキ |
キダチダリア |
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恩田川を離れて帰路の街には、光を浴びて黄金色に輝くイチョウ並木、ほぼ葉を落としてしまった街路樹が暮れいく陽射しの中でウォーキングの背を押してくれる。 |
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| しらとり台イチョウ並木 |
葉を落とした街路樹 |
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